在宅診療

住み慣れたご自宅で、安心して続けられる療養生活の為に、在宅医療・訪問診療をご利用ください。
「訪問診療」とは、医師の診察や治療を継続的に受ける必要があるけれど、
病気や高齢等により通院が困難な方のご自宅にうかがい、
定期的な訪問スケジュールをたて診察や治療を計画的に行う診療です。

■どんな人が訪問診療を受けられるのか
病気や高齢等により通院が困難な方が対象です。寝たきり状態だけではなく外出が困難な方などに、医師の判断で訪問診療を行うことができます。
また、がん末期の方を含めご家族に見守られながら人生の最後を迎えたいという、患者さんやご家族の意思と思いを支え、ご自宅での看取りについてもご相談させていただきます。

■在宅医療の内容
訪問診療では、病気はもちろんのこと、ケアプランセンターや訪問看護ステーション等と協力し、お薬の処方・管理、
点滴、経管栄養、中心静脈栄養、酸素療法の管理等の医療措置を行います。また褥瘡などの処置もいたします。
入院治療が必要な場合は、連携病院等と協力して対応いたします。

■介護サービスとの緊密な連携
在宅医療を送る上で、介護との連携は欠かすことができません。
南大阪医療生活協同組合が運営する、ケアプランセンター、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護の各サービスと
緊密な連携をとり、医療・介護が協力して在宅での生活をささえていきます。

■訪問診療の体制
ご自宅に月2回以上（原則として午後の時間帯）の定期的な訪問診療となります。急な容体の変化の場合、
診療所に連絡いただき、救急車などで救急病院への搬送について責任を持ってご相談させていただきます。

■負担していただく費用
後期高齢者医療保険の方で、訪問診療が月2回の場合、1割負担で月に5,860円となり、検査や訪問回数、
診療内容によって高くなる場合があります。また、薬代、介護サービスは別途自己負担が必要となります。